札幌舞台芸術制作協議会について

「演劇」という狭い世界の話ではありますが、「演劇が盛んな地方都市は?」と問われれば、日本で演劇に関わる多くの人が「札幌」と答えるに違いありません。これまで不断の努力で「札幌スタイル」とも呼べる⺠間主導の演劇創造環境づくりを実現してきた先輩方には感謝してもしきれません。

これから先、この環境を守り、より良い状態で後の世代へ繋いでいくために、次の世代として手を取り合い、課題解決に取り組むべく新たな団体を立ち上げました。感染症の流行という予想しえなかった事態で打撃を受けているように、これから先も思いもよらない危機が訪れる可能性は否定できません。その時に柔軟に対応していけるように、日常的な情報交換と問題意識の共有ができるチームでありたいと考えています。

参加者(2023年8月現在)

小室明子(ラボチ)
小島達子(株式会社tatt/ELEVEN NINES)
笠島麻衣(北八劇場/一般財団法人田中記念劇場財団事務局長)
佐久間泉真(弦巻楽団/札幌演劇情報サイトd-SAP 編集長)
鶴岡ゆりか(テアトロエクスプレス有限会社/演劇専用小劇場BLOCH)
清水友陽(公益財団法人北海道演劇財団芸術監督)
尾崎要(アクトコール株式会社)
太田真介(NPO法人コンカリーニョ)